賀茂郡東伊豆町奈良本1424-20
(伊豆急行熱川駅から車で3分) TEL0557-23-4040
定休日/火曜日 Pあり
営業時間/11:00〜13:30、16:00〜22:00

FOOD:File 007_2005.12

自称料理好きの私ですが、プロと素人の差が決定的に表れるのが「寿司」。どんな高級なネタ、米を揃えてもやはり素人の握った寿司はそこそこの味止まり。そこでガイドブック片手に築地まで足を伸ばすのですが、他の観光客にまぎれ「おいしい」と作り笑いをしている自分の姿(涙)。銀座の老舗寿司店にはまだ行ったことはないけれど、新幹線を使って築地に行くより確実に旨い寿司に出会えるお店ご紹介します。
それは伊豆熱川にある「藤すし」さん。伊豆高原界隈の別荘族の間で口コミで広がり、駐車場にはいつも品川・横浜ナンバーの車がずらり…。伊豆高原の別 邸で陶芸をたしなむ大物俳優N氏も月に数回は訪れるとか。
皆さん、「寿司」というとネタが大きいほど良いと思っていませんか?本物のお寿司屋さんではカウンター席、座敷席、そして箸で食べる客、手で食べる客、酒の肴をつまむ客、寿司だけ食べる客とでシャリの大きさ、握り具合が絶妙な技で調節されているの知っていますか?そうです、「旨い寿司」というのはシャリ・ネタのバランスが熟練した職人の技で整えられ始めて成立するのです。その匠(たくみ)の技が堪能出来るのがこの「藤すし」さん。浅草で本格的な江戸前寿司を修行した大将が地元熱川でのれんを出して20年。魚にうるさい地元民と舌に肥えた別 荘族を相手に、稲取・伊東などの地魚と築地から仕入れた本マグロ等で毎日味の格闘をしている訳です。
私のウンチクはこの程度にして、「藤すし」さんに行ったら必ずオーダーしてほしい逸品3点をご紹介します。 1.本マグロのスキ身の巻き物:上品な魚の脂と口の中でほどけるシャリとが合わさって、一口食べるだけで幸せな気分に…。2.イカのワタ焼き:まかない料理から常連客のリクエストで定番メニューに加わったというツワモノ。3.アジ等の地魚:青魚=臭い、という固定概念がきっと覆されますよ。
さて「藤すし」さんの場所ですが細い道づたいで少しわかりにくいかもしれません。グルメな皆さん!がんばって熱川の隠れ家「藤すし」さんを見つけてみて下さいね。ちなみに私は2時間かけて食べに行きます。

  PS.アナゴ、いくら、アオヤギetc.実は何を食べても美味しいです。一通 り試してみて下さい。